謎の海洋生物「Abyss」が引き起こした大水害により、世界は暗黒の海へと墜ちていった。荒れ狂う波濤が全てを吞み尽くし、無力な生命は原始の海へと還っていく。それから千年後の未来。辛うじて生き残った人類は海上に人工都市「ネオアトラ」を形成し、その新たなる居住地で暮らしていた。人工的ながらも地上での生活を取り戻し、大抵の人々は何一つ不自由の無い場所だと思い込んでいた。ただ一人、周りから変わり者と称され敬遠されがちな少女を除いて。その一方、鳴りを潜めた筈のAbyssが徐々に勢力を増していき、やがて人類にも牙を剥き始め……。

近未来の街マッハシティでは、誰もが簡単に超高速の世界を体感することができる「アクセルギア」という技術が開発されていた。それと同時に、アクセルギアを駆使して街中を猛スピードで駆け抜ける「グラインダー」という競技が熱狂的な支持を得ていた。主人公ソニック・スラッシャーは何の変哲も無いただの大学生だが、ふとしたことが切っ掛けでグラインダーの「ライダー」として出場することとなった。当初は乗り気でなかったソニックだったが、やがて様々なライバルや仲間との出会いを経て、少しずつだが確実に一人前のライダーに近付いていく。

世界は、科学が飛躍的に発達した天空都市「アドバンス」と、広闊で豊かな自然が一面に広がる地上「ナチュラル」の二つに分断されていた。アドバンスに住む少女クリスタル・ウェイドは、ある日、ナチュラルに住む者しか手に入らないはずの「魔法」を得た。その一方で、下界のナチュラルからやって来た謎の男女四人がアドバンス領内に不法侵入し、アドバンス政府軍の追跡を振り切りながら、ある目的のために行動していた。その内の一人である青年リック・ピックルズと偶然出会ったクリスタルは、魔法のこととリック達の目的について尋ねた。彼等の目的は、クリスタルをはじめとした、魔法を手に入れたアドバンス住人の回収であり……。

水中でも活動できる特殊な人種「アドリーア」は、地上に住む常人と共存しつつ、海中に巨大な都市「タラッサ」を築き上げた。ところがある日、突如発生した大災害「メイルストロム」によってタラッサは崩壊し、都市に住んでいたアドリーア達は皆クリスタル化して海の奥底に沈んでいった。それから十年後、主人公である少女アドリーア=カエルレウム・ヴェニスは偶然にもクリスタル化から復活した。ようやく長き眠りから覚めた彼女は、地上の海辺の近くにある村ブルームに辿り着く。やがて彼女は親切な村の住人達の協力を得て、クリスタル化したアドリーアの捜索と、タラッサの復興を目指して動き始めた。

高度に電子化された近未来の世界。 ネットワーク技術が様々な分野に利用されるようになり、更には「サイバースペース」と呼ばれる電脳世界が誕生し、そこでは人格を持った特殊なプログラム「セカンドノイド」が活動を開始した。人々がセカンドノイドとの共存を始めつつある一方、セカンドノイドを利用したサイバーテロやネット犯罪が社会問題として取り上げられるようになった。私立サイバネス高校に通う主人公モニカ・オータムリーフは、現実世界の人間をセカンドノイドに変換する技術「コンバート」を活用し、増加の一途を辿るインターネット犯罪を阻止する『特別電脳捜査局』を立ち上げた。集いし仲間達と共に悪のセカンドノイドに立ち向かうモニカは、やがて二つの世界の存亡が懸かった重大な事件へと巻き込まれていく。

ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通の学校に通い、ごく普通の成績を保ち、ごく普通の生活を送るごく普通の高校生こと直谷彩名。彼女の過ごす日常には何の変哲も無い平和にあふれており、何一つ不自由なことは無く、毎日を楽しく生き生きと過ごしていた。しかし、そんな「普通」を地で行く彩名も恋だってする。彼女が恋心を寄せる相手とは、今は別の高校に通っている幼馴染み火村しげるのことだ。そして彼女は未だに気付いていない。彼女の周りには、世間一般の常識に囚われない型破りの奇人変人やバカ達があふれ返っているということを……。破天荒な愛すべきバカどもと普通過ぎる一般人が繰り広げるドタバタギャグが始まる！

（※鳴海屋氏との合作作品※）

あらゆる国家でアウトブレイクが社会問題と化している近未来の世界では、生きた人間の血肉を飲食して強くなる「バンプ」と呼ばれるゾンビが大量発生していた。しかし各国政府の迅速な対応によりバンプの脅威は一時的な物として収まり、バンプの撲滅までには至らなかったものの、世界が崩壊するような事態にはならなかった。ところが近年、バンプを利用した凶悪犯罪に手を染める組織が出現した。各国政府は事態を重く受け止め、対バンプ犯罪組織「デッドエンド」を設立し、各国から多数のエージェント達を召集した。古風なリーゼントヤンキーと危険なエリートスーツの二人組が繰り広げる、愉快痛快キリングアクション、ここに開幕。

この世の不条理さや理不尽さに心を病んだ根岸沙織は、高校二年生の時に学校の屋上から飛び降り自殺した。そして沙織が次に目覚めた頃には、彼女はなぜか歓迎ムードの「地獄」に存在した。お祭り騒ぎの状況に混乱していた沙織の元に、一人の「死神」と名乗る男性デスゲイズが現れた。デスゲイズの話では、沙織は無意識の内に現世に憎悪を遺して死に、そこから地獄に送られたとのことだった。更に地獄の死神達は、対立する「天国」が人員を増やしたことで苦戦を強いられていた。深刻な人手不足に陥っている地獄を助けてほしいと頼まれた沙織は、現世への怒りと憎悪を原動力とし、やがて金属バッドで天使達を撲殺しまくるようになる。情け容赦無いバイオレンス血祭り殺戮物語が登場！

科学技術が飛躍的に進化した未来の世界。大都市ブルースカイズでは徹底した情報化が施され、市民一人一人の持つ情報は政府が一手に管理していた。そしてこの街では、実体を持たない「情報」を具現化させることが可能な「ディセプター」というナノマシンを開発していた。ディセプターは人々の生活を便利にしてくれる一方で、非合法な手段で入手したディセプターを悪用した凶悪犯罪人も出現。そこで政府は対ディセプター犯罪用警察組織「アンチD」を設置し、増加の一途を辿るディセプター犯罪の取り締まりを強化することにした。アンチD第一小隊のリーダーを務める主人公ガード・F・ウィズナーは、六人の有能な部下達と共に、市民の平和を守るべく、ブルースカイズを駆け回る日々を過ごしていた。やがてウィズナー達は、ブルースカイズの転覆を目論む謎の巨大犯罪組織との戦いに身を投じることとなる。

おとぎ話のような世界「ワンダーランド」に住む内気な少女ミランダ・クレセディア。そんな彼女を見守り続けるのは、言葉を喋れる心優しい縫いぐるみ達だった。しかしその裏側では、ワンダーランド進出を巡ってマフィア同士の壮絶な抗争が繰り広げられていることを、ミランダや他のワンダーランドの住人は知る由も無かった。心優しい縫いぐるみ達の正体はなんと人間！　しかもワンダーランドとは別の次元にある世界「アンダーランド」から来てしまった極悪非道な連中！　少女の懐を巡る縫製ロリコン野郎どもの表裏一体で仁義無き戦い、今ここに開幕！

荒廃した世界「パスト」と発達した世界「フューチャー」。二つの世界は互いに異なる場所に存在し、互いに異なる歴史と文化を築き、そして互いに異なる時間を歩んできた。ある時パストはフューチャーへ侵攻し、そして両世界全土を巻き込む大戦へと発展した。終戦から百年後、秩序を放棄したパストでは残されたフューチャーの者達の売買が盛んに行われていた。ある日、傭兵の少年ルイス・クロムはある一人の「奴隷」の少女と出会す。果たして少女の正体は？　そして少年を待ち受ける運命とは？