『Phantom K-Nights』

いつの時代も「出る」ものは出るんです。

星全体で一箇所の「墓地」として機能している恐るべき惑星クレートゥム。そこには、死者の魂を崇める凶悪なカルト集団グールズが拠点を置いており、星内の半分がグールズによって占拠されているのが現状である。更に、実体を持たない謎の存在「ファントム・モンスター」が出現し、ファントムに関連する事件も全世界で起こるようになってしまった。事態を重く見たクレートゥム墓地公式管理団体PADは、ファントムの駆逐及びグールズの殲滅を本格的に実行する事を明らかにした。しかし、PADに所属する主人公アーサー・アルムスタは、なんと幽霊が大の苦手であり、ファントムもその例外ではなかった……。オカルトアレルギーな三十路が世界を救う!? まさかの非科学的A.O.G.ストーリー!


『PSY-VIR』

リンクする、瞬間と感覚。

惑星ニューロ。この惑星に住む若者達の間では、自身を電脳化し、電子の海で情報の波をサーフする「VNS」が流行していた。しかし、安全なはずの電子の海で次々と異常現象が発生する。それは、電子の海に落ちた者が次々と喪失し、現実世界に帰ってこれなくなる「ロスト・エラー」である。万全のセキュリティが敷かれているはずの電脳世界で、いったい何が起きているのか? そして、ロスト・エラーを招き起こす黒幕の目的とは? 電子世界「サイヴァー」にて、情報の波を掻い潜り、事件解決のため電子の海を駆け抜ける! 疾走するサイバネティック・クロスオーバーストーリー、ついにスタートアップ!


『REVOLVER』

闇に堕ちた復讐者が、地獄の果てまで追い詰める。

ネモフィラ・クリストローズが提案し、ガンファイア・ベロニカをリーダーとして復讐代行機関「REVOLVER」が立ち上げられた。REVOLVERは単なる暗殺稼業には手を出さず、依頼者の果たしたい「復讐」のみを確実にやり遂げることを目的としている。裏社会にて着々とその名を知らしめつつある孤高の殺し屋が徒党を組んだことで、それを快く思わない人間も現れてきた一方、彼の下で仕事をしたいと志願する同業者も少なからず出始めた。そんな中、野望を抱きしデリンジャー家の刺客がいよいよ本格的に牙を剥け始め、ガンファイア率いるREVOLVERの面々に宣戦布告する。血濡れた暗黒の中に轟く、名もなき慟哭と爆轟。復讐の権化へと変貌したガンファイアが、ついに「家族」への復讐を決行する!


『Space Traveler』

ろくでなし・スペース・ブルース

民間企業による宇宙開発が盛んに行われるようになった現代。宇宙開発企業「テラフォーマー社」に勤務する主人公トニー・デザートスターは、未開発の星を探して、相棒である機械人間ヒューマノイドのヤマトと共に宇宙を飛び回っている。その道中で彼等は危険な宇宙モンスターに遭遇したり、ライバルと対立したり、一癖も二癖もある奇人変人と出会したりと、ドタバタ騒ぎが続く毎日を過ごしていく。


『SSS』

ゴミの処理なら何でもお任せ。

ビルの窓拭きから家庭ごみの処理、果ては死体処理まで、表裏問わずありとあらゆる「掃除」をこなす掃除のエキスパートがいた。この世界にある全てのゴミを始末することをモットーとするシークレット・スウィーピング・サービス、通称「SSS」は、それこそ知る人ぞ知る影の掃除屋である。しかし、顧客を選ばないが故に危ない橋を渡らされることも多く、ライバル業者との小競り合い、組織に向けて送られてきた刺客の排除など、とにもかくにも忙しいのがSSSである。それが善か悪かなどは問わず、ゴミであるのならば徹底的に処理する。それが、SSSに属する掃除屋としての使命であり、宿命でもあるのだから。


『s.y.N.c』

もう一度、かつての夢を追いかけて。

A.O.G.3000頃から突如として現れ始めた同調能力者シンクロアルター。アクライアファクトリーの三年生でSEOエージェントを志望する主人公ヒューゴー・コートは、何らかの切っ掛けで同調能力者の中でも珍しい「充填能力者リボルバーアイズ」として覚醒した。同じ頃、他のファクトリーに通っていた「旧友達」も続々と同調能力者へ覚醒したという情報と共に、同調能力者が次々と行方不明になるという事件を耳にしたヒューゴーは、かつての「旧友達」を招集する事にした。まだ幼かった頃、ヒーローに憧れていた八人の少年少女が結成したチーム。何となく世界を救ってみようかというヒューゴーの呟きと共に、チーム「s.y.N.c」が再始動しようとしていた。


『Traders' Game』

多種多様な「業者」が、世界を飛び回る。

情報屋や便利屋など、世界には多種多様な職業があるのは周知の事実である。しかし、その職業をモチーフにして人工能力を開発する風変わりな組織「オフィス」が存在する事は誰も知らない。オフィスは「トレーダー」と呼ばれる人工能力者を続々と開発し、彼等を一般社会に紛れ込ませてどのような生活を送るかを観察していた。ところが、一部のトレーダーは混沌とした裏社会へと引き込まれていき、組織側もまたそれに応じて専門のトレーダーを開発するようになった。主人公クライド・マギニスは「便利屋」のトレーダーであり、更には本物の便利屋として自由気ままに生活していた。だが、そんな彼もまた、トレーダーを巡って繰り広げられる戦いに巻き込まれていく。


『Tri SPIRAL』

擁護、殲滅、実験。思惑入り乱れる三つ巴の死闘。

今からおよそ十五年前、多くの罪無きABSOLUTEの命が奪われた「殲滅事件」が発生した。それを受けて、ABSOLUTEを擁護するクレスターニ財閥は、彼等の救済と保護を目的とする組織「ガーデン」を結成した。そして現在。ガーデンに所属する主人公ゼロは、身寄りの無いABSOLUTEを保護する任務に赴いていた最中、かつて世間を震撼させた殲滅事件の首謀者である「第一殲滅隊プリメーラ・ディエスマル」からの襲撃を受ける。更に、そこに謎の第三勢力「GEME」が介入し、事態はより一層悪化してしまう破目になる。辛うじて両者の猛攻を振り切り生還したゼロだが、忘却の彼方に捨て去ったはずの過去が、やがて泣哭と共に甦ることとなる。相容れぬ希望を渇望し、そして絶望する。ABSOLUTEを巡る死闘が今始まる!