『ABSOLUTE』

人類が太陽系から離れ、新たなる居住地「グライマル太陽系」に移転してから数万年後。グライマル太陽系第三惑星アクライアにある、私立技術者養成学校アクライアファクトリーに通う少年ブラッド・ベロニカは、一風変わった学園で更に一風変わった部活「何でも部」を創設した。荒事担当の部長ブラッド、接客担当のイケメン少年レイモンド、雑用担当のチャラ眼鏡シュミットの三人で発足した何でも部は、徐々に部員を増加させて勢力を拡大していく。


『ALCO』

機獣と共に戦場を駆ける新次元競技、ここに開幕!

機獣技術が一般に普及したA.O.G.3000。改造個体と共に広大なフィールドを駆け回り、改造個体と連携してバトルするという戦闘競技、その名も「ALCO」が存在した。仮想空間内で行われるシミュレーションバトルは、人の死なない純粋な戦闘として高く評価され、やがてALCOの名は世界中に広まり、宇宙規模の大会が開催されるまでに発展を遂げた。これは、ALCOに熱き魂を燃え上がらせる人々の物語である。


『Army Slayer』

肉体言語で完全論破(物理)

莫大な資産と戦力を擁している傭兵集団「アーミーヘブン」は、独自に強戦装甲を開発できる程の技術発展を果たし、その影響力をますます大きくさせていった。やがて彼等は「弱肉強食の世界」の実現を視野に入れ、その大いなる計画のため行動を開始した。一方、惑星パラダンにある無人島にて、かつて「宇宙最強の兵士」と呼ばれていたレフェリガ・コンフリクトが住んでいた。彼は退役後、愛する家族と共に平和な生活を過ごしていたが、ある日、島にアーミーヘブンの隊員達が襲い掛かってきた。家族との穏やかな日々をブチ壊されたレフェリガは、アーミーヘブンの殲滅を誓い、単身かつ生身で強戦装甲の軍勢を相手取ることを決意する。


『ASTRO-RIDER』

彗星の如き速さを手に入れろ!

無限に広がる宇宙に走行路を展開し、ホバーバイクに搭乗してハイスピードで疾走しながら「アームズ」と呼ばれる武器やアイテムを駆使して敵と戦う「アストロード」。それはA.O.G.3000に入ると爆発的に流行し、宇宙空間だけでなく各惑星の陸空海などにも活動範囲を広げた。主人公ミネルヴァ・ランチェスターはアクライアファクトリーの二年生であり、アストロードの超新星とも呼ばれる期待の新人選手であった。自身の率いるチーム・ソニックスターの仲間と共に、ミネルヴァは更なる速さを追い求めてコースを駆け抜ける。


『Bad Luck Everyday』

脱獄も、相互理解も、何もかもが絶望的。

ブラッダン太陽系第四惑星フェングニスは、惑星そのものが一つの大規模な「監獄」として機能している。この惑星には世界中から寄せ集められた極悪犯罪者や死刑囚が多数収監しており、彼等は死よりも恐ろしい苦痛と絶望を与えられ続けている。そんな誰しもが関わろうとしない地獄のような場所で、主人公のジャスパー・D・ヴァウチャーは、ひょんなことからフェングニスの看守に任命されてしまう。彼は神に見捨てられたと言っても過言ではない程よ悪運の持ち主であり、その悪運はフェングニスに来てから更に悪化していた。そして知らず知らずのうちに看守となったジャスパーは、凶悪過ぎる囚人達だけでなく、アクの強過ぎる仲間達にも振り回されまくるという最低最悪な日々を過ごす破目となる。


『Blue Pulsar』

パイロットは、光速の彗星となる。

ISG付属機関の一つ「ブルーパルサー」は、宇宙空間における様々な問題に対処するために結成された組織である。その任務は多岐に渡り、宇宙空間に漂うデブリの処理、宇宙空賊の討伐、モンスターの駆除、未開拓惑星の調査などを行う。そして、近年では高度な人工知能を搭載した宇宙航行機「サテレス・シリーズ」が開発され、ブルーパルサーへの期待もますます高まっている。ブルーパルサーのエースパイロットである青年シエロ・アストレラをはじめ、果てなき宇宙に想いを馳せる者達の物語が、いま幕を開ける。


『Crime & Penalty』

罪を裁く罰とは、他でもない罪である。

法では裁けない悪人を狩る「執行狩人クライムハンター」と、そのハンターの戦闘能力を管理する「安全装置セーフティマン」は、元来は極秘裏に悪人を処刑するために創られた、言わば政府の裏の戦力であった。しかし、ハンターはただ単に悪人を狩るだけの存在ではない。ハンターには他の同業者を倒した時に貰える「賞金額」が設定されており、金に目が眩んだ同業者同士の殺し合いが後を絶たない。これは、ハンターの茨目狼牙と、彼のセーフティであるヴィンセント・コールマンの二人組による、世界の裏側の「革命」の物語である。


『Cursed Howl』

闇の屠殺屋、ここに馳せ参じる。

あまりにも危険過ぎると見なされたモンスターを密かに抹殺する影の屠殺人「屠殺猟師カースドハウル」は、その手軽さから需要を高めているものの、彼等の狩猟手段は非人道的かつ非合法的であるとして問題視されている。更には屠殺猟師が裏市場にモンスターの遺体を売り流しているとの報告もあり、屠殺猟師の取締はますます厳しくなっていっている。それでも彼等は狩猟を止めない。屠殺猟師が戦う相手は必ずしも一つとは限られないからだ。そう、屠殺猟師と共に問題視されつつある「δ-BIO」の脅威が、彼等の元にも迫りつつあり……。


『Dead QualiA』

俺達は既に、死んだも同然。

異能孤児リレートオーファンを寄せ集めたことで形成された武装不良集団「リビングデッド」は、惑星アクライアを拠点としつつ、世界各地で様々な犯罪行為に手を染めている。元々異能孤児リレートオーファンだったことから末端のメンバーも全員能力を有しており、並大抵の治安部隊では制圧しきれないことから、度々社会問題として取り上げれるようにまでなった。この事態を重く受け止めたAP-LABは、リビングデッドの能力者を捕縛し、実験材料にすることで組織を壊滅させることを決定した。一方、リビングデッド内部でも異変が起きる。組織の頂点に立つ者に与えられし「Aの称号」を求め、かつてない内部抗争が始まろうとしていた。世界の全てを敵に回した少年少女達は、やがて底知れぬ絶望へと身を投じることとなる。


『DESPAIR Ø』

望むものは希望か、絶望か。

ISG付属機関「AP-LAB」が発案した人工能力者開発計画「のぞみ計画」。その内容は、人類の「希望」と「絶望」をバランス良く調整するための能力者を開発するというものだった。計画はA.O.G.2990に莫大な費用を費やして実行に移された。素体は能力が未覚醒の後天性ABSOLUTEの少年少女で、脳摘出や人体改造など非人道的な実験が繰り返された。しかし、その外道的な計画は失敗の連続により凍結し、長続きすることは無かった。それから約十年が経過した現在。相対する二つの「望」を宿した眼、耳、腕、脚を移植された者達の、血を以て血を洗う情け容赦無い戦いが幕を開ける。


『FAKER』

襲来する仮想現実に対抗せよ。

とある天才科学者が開発した超高度仮想現実技術「VRA」は、仮想現実における事象を現実世界に顕現させる事を可能とした画期的な技術である反面、VRAによる仮想存在の実体化を危惧する声も数多く挙がっていた。それゆえにVRAはISGの意向により世間一般に公表されることを許されず、結局VRAの存在は誰にも知られないまま姿を消していったかのように思われていた。ところがある時、VRAを駆使して作り出されたVRモンスター「リリース」の大量発生事件が発生し、各地でリリースの駆逐作戦が開始されたものの一向に事件解決の兆しが見えずにいた。対応に追われたISGは急遽「VTSO」と呼ばれるVRA対策組織を結成し、新組織に配属されたエージェント達にリリースの駆逐と一連の事件の調査を命じた。仮想と現実の境が取り払われた時、果たして世界はどのような未来を迎えるのか。


『ground ZERØ』

武器を売って "撃って" 売りさばけ!

世界にはありとあらゆる「武器」が蔓延している。剣、槍、弓、銃、爆弾、エトセトラ。皮肉にも、恒久の平和を望む人類と、彼等の歴史とは切っても切り離せない関係にあるのが武器である。そして、広大な宇宙世界へ歩を進めてみせた人間どもにコスパの高い武器を売り付けるのが、武器商人たるプラチナム・ニュークマンのビジネスである。高周波ブレードやレールガンなどは勿論、改造個体アームドライフから強戦装甲パワードスーツまで、ありとあらゆる武器を網羅する「ジェネラル・ニュークマンズ・オーソリティ」は、今日もまた数多の惑星を飛び回りながら武器を売り飛ばしていく。世界平和のためでも、世界征服のためでもない。すべてはただ、楽しいからやっているだけのことである!


『Gun/Blade』

相反する修羅の道は、やがて一つになる。

一撃必殺の奥義「斬捨御免」を極めた斬崎家と、一撃鏖殺の魔弾「セパレーター」を究めたデリンジャー家。両家は共に相容れることなどなく、ましてや交差する機会など皆無に等しかった。謎の組織「ガンブレード」が誕生する、その時までは。ガンブレードは両者の技術を有した者達を次々に集め、独自の人工能力を開発して勢力を増している。ガンブレードの脅威を危惧した政府は、二人のエージェントに、ガンブレードの調査ならびにこれの撲滅を命じた。銃と剣、互いに相反する武器が交ざり合う時、新たな物語が始まる。